観葉植物

蘭だけじゃない!世界のらん展2022(第61回全日本蘭協会洋らん展)行ってきたのでご紹介

2022年2月2日

世界のらん展2022(第61回全日本蘭協会洋らん展)ご紹介
ミカ

ミカ

好奇心旺盛だけど無趣味な妻です。多趣味な旦那に教えてもらいながら色々なことに挑戦中です!

こんにちは、みかです。

先日、旦那と一緒に2022年1月6日~10日に開催された「世界のらん展2022(第61回全日本蘭協会洋らん展)」に行ってきました!

池袋のサンシャインシティで全日本蘭協会主催で開催されたこちらのイベントですが、予想以上に良いイベントだったので中の様子や販売していたもの、私達が購入したものをご紹介していきたいと思います。

「最近、植物がマンネリ化してきてるかも~」という方や「何か新しい植物を取り入れたいな」という方にも らん展、オススメです。

 

まえおき

蘭展の様子はこの後の見出しから書くので、不必要な方はスキップしてくださいね。

きっかけは旦那のお誘いから
「蘭展、行かない?」

何年か前に大きな蘭展(世界らん展かな)に行ったことがあったのですが、その時の印象はとにかく展示物がスゴイ。テーマパークとか植物園のようなイベントでした。(多分、販売ブースもあったと思いますが当時は興味なかったので覚えてないですね^^;)

その時の目的はカメラ散歩だったのですが、今回は植物を見に行きたい様子。

私「いや、でも蘭でしょ?あんな高級で大きいお花、どうするのよ?」
お花は嬉しいけど、蘭は大きいお家の玄関に置いてあるものというイメージの私はハテナがいっぱい。

旦那「ビカクシダのこと、コウモリランって言うでしょ。ちょっと調べたら買ってる人がいたから、良さそうなのあるかも知れないと思って。わかんないけどね」と。

さらに聞いていると「らん展」にも種類があるようで、主催によって大分内容が変わるとのこと。

因みに今回行ったらん展と前回行ったと思われるらん展の比較はこんな感じです。

今回:世界のらん展2022(第61回全日本蘭協会洋らん展)

世界らん展2022 ― 花と緑の祭典

  • 主催:世界らん展実行委員会 (読売新聞社、NHK、世界らん展組織委員会、東京ドーム)
  • 入場料:1700円
  • 個人的な印象:展示物が大きい。見て楽しむ印象が強い。
  • URL:https://www.event-td.com/orchid/

似たような名前だからややこしい。笑

ということで、今回は前者の「世界のらん展2022(第61回全日本蘭協会洋らん展)」についてです。

 

世界のらん展の様子

まずはコチラが入口。

世界のらん展2022 入口

 

そして中に入ってみると、真ん中に個人の方々の展示物が並び、両サイドに販売ブースがずらーっと並んでいました。

世界のらん展2022 中の様子

予想以上に人がたくさん。笑

平日の午前中なのでもう少し空いていると思っていたのですが、ご年配の方のみならず若年層の方も沢山いらっしゃいました。

 

展示コーナー

入口から見た感じは素人にもわかる「蘭」

ですが奥に入っていくと「こんな蘭もあるのか!」と見入ってしまうものや、アーティスティックに着生された蘭など魅力的なものが沢山でした。

↑スライドショーになっていますので、良かったら見てみて下さい。個人的な好みが強くなっていますが、他にも素敵な蘭はたくさんありました!

 

因みに私が「蘭」と言われると思い浮かべるのはこんな感じの蘭でした。胡蝶蘭ですね。

※この写真はダウンロードしたものです

そして見事に購買意欲を上げた私と旦那は販売ブースに吸い込まれて行きました。笑

 

販売ブース

出店数は40店程。
販売されているものについてですが、蘭に限らず色々なものが販売されていました。

  • 熱帯植物(テラリウムで活躍しそうな植物たち)
  • 食虫植物
  • ビカクシダ
  • シダ系の植物
  • 苔玉
  • エアプランツ
  • コルク等、園芸資材
  • その他、珍しい植物

全ての植物の分類を書けないのですが「へー  こんな植物があるんだ」と、普通の園芸屋さんでは見ることができない植物がたくさんありました。

全部は紹介しきれないので、この後購入した植物たちと購入した店舗を紹介していきます。

 

購入した植物と購入したお店

ビカクシダ・コロナリウム

世界のらん展2022 購入したビカクシダ・コロナリウム

旦那の目的のビカクシダです。サイズは6cm程。
2,000円で購入させて頂きました。

 

購入させて頂いた「WILD WIND」

世界のらん展2022 WILD WIND

Twitterで活動の様子を更新されていました。

因みに普段は熱帯系のワイルドな植物を育てられているそうです。
購入したビカクシダはご友人がタイから輸入したものを代わりに販売していたとのことで、ビカクシダが置いてあったのも奥の方でした。

私達は熱帯系の植物の購入はしませんでしたが、あまり見かけない植物もあって男性のお客さんがひっきりなしでした。

 

オオタニワタリ と 深山ウズラ

世界のらん展2022 購入したオオタニワタリ

世界のらん展2022 購入した深山ウズラ

オオタニワタリは旦那がずっと欲しがっていたもので、サイズ感や葉の感じが好みだったらしく購入。700円でした。

深山ウズラは植物自体は初知りで、軽石に植えられている雰囲気と葉や花も可愛くなるとのことで私が気に入って購入。800円です。
お店の方にお世話の仕方を色々と聞いてきました。

 

購入させて頂いた「仲里園芸」

世界のらん展2022 仲里園芸

沖縄の糸満市で蘭を育てているお店です。
胡蝶蘭、デンファレ、その他の蘭をメインに扱っていて全国に発送されているそう。ブログがありましたので、そこからメールや電話で注文できるようです。

色々と細かい説明もしてくださって、とても優しいお父さんが対応してくれました。

 

ミニ洋蘭

世界のらん展2022 購入したレプトテス・スプリングカラー

世界のらん展2022 購入したカトレア・ルンディ・アルバ・コチア

1枚目が Lpt.Spring Color(レプトテス・スプリングカラー)

2枚目が C. lundii fma. alba 'Cotia'(カトレア・ルンディ・アルバ・コチア)

展示コーナーで見た小さな蘭が欲しくなり、初心者にも優しい蘭を選んでもらいました。それぞれ1980円、2500円で購入。

2つとも全体のサイズが10~15㎝くらいなのですが、成長がゆっくりのようでこのサイズ感が長く保てるのは嬉しい限りです。

 

購入させて頂いた「やまはる園芸」

世界のらん展2022 やまはる園芸

静岡県浜松市で洋蘭を栽培しているそうなのですが、取り扱っている植物は蘭に限らず多肉植物など色々な植物を育てられています。

インスタやグリーンスナップで育てている植物を更新されているので、興味がある方はぜひチェックしてみて下さい。

 

チランジア

世界のらん展2022 購入したチランジア・イオナンタ・コットンキャンディ

世界のらん展2022 購入したチランジア・イオナンタ・ルブラ

世界のらん展2022 購入したチランジア・イオナンタ・ルブラ 板付け

1枚目が Tillandsia 'Cotton Candy'(チランジア・コットンキャンディ)

2、3枚目が Tillandsia ionantha 'Rubra'(チランジア・イオナンタ・ルブラ)

色々見て回っている時に、とても鮮やかなルブラを発見。値札には500円と。「え、こんなに綺麗で立派なのに500円なの?」と足を止めてしまった私達。笑

お店の方が「僕はコットンキャンディーの方が花が綺麗で好きなんだけどね~みんなルブラを買うのよ」「これとか、もうすぐ綺麗な花が咲くよ」ということで上記の3つを購入。それぞれ1000円、500円、2000円でした。

 

購入させて頂いた「福島洋蘭園」

すみません、お店の写真を撮り忘れてしまいました…

福島県伊達市で洋蘭をメインに、色々な植物を生産されています。

お店の方が気さくで楽しい方で、そろそろ綺麗な花が咲くと言われたコットンキャンディは見事な花を咲かせました。花が咲いた写真はまた別記事でアップします。

 

コルク

世界のらん展2022 購入したコルク

最後にコルクのSサイズを2つ購入。

こういう資材って同じものは絶対にないので、ピンときた時に購入するのが私たちの決まりです。笑

 

購入させて頂いた「共和開発㈱」と「necomoss」

購入させて頂いたのは写真左側の「共和開発㈱」です。
イベントでよく出店されているようなので、現物を見て購入したい方はこちらの資材だけでも行く価値がありますね。

 

そしてお隣のビカクシダを販売されているのが「necomoss」

どれも綺麗で立派なビカクシダです。
私は最近、フーンシキが欲しいので在庫がないか聞いた所、朝一で売れてしまったとのこと。

「オープンする前からすごい並ぶんですよ。フーンシキは人気でスタートしてすぐ売れちゃいました^^;」

なるほど、お目当てのものがある人にとってはそういう場所なのか!と納得。
並ぶのは好きじゃないですが、これだけ普段お目に掛れない植物があると朝一で並ぶのも悪くないかもと思ってしまう私でした。

因みにnecomossさんはTwitterやインスタも更新されているので気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

 

世界のらん展2022に行ってみて

すごく楽しかったし、充実した時間を過ごせました。
開催してくださった方、生産者の方々、ありがとうございます。また次のらん展も行きたいと思います。

 

今回のらん展で良かった点などまとめてみました。

普段、見かけない植物がある

一般的な園芸屋さんやホームセンターではなかなかお目に掛れない植物もありましたし、ネットでの購入だと難しい良質なものも多いと思います。

 

生産者から直で購入するので価格が安い場合がある

全てが安いわけじゃないですが販売店を介していない分、比較的お得な値段で良い買い物ができます。おまけしてくれる方もいました。

あまり安いもの目当ての買い物でらん展をお勧めするわけじゃないので、予算を抑えたい方は掘り出し物を探しに行く感覚で行ってみて下さい。

 

生産者の方とお話できる

私がこういうイベントで一番価値を感じるところです。
どんな環境で育ってきたかとか、育て方のコツやポイント、あとはちょっとした裏話とか。笑

販売店の方だと「名前もよく分からない」ってことがあります。幅広い商品を扱ってますし、それだけ植物が複雑なので当たり前と言えば当たり前ですね。

その点、生産者の方だと専門で「どうしたら綺麗に育つか」を研究されているのですごい量の知識を得ることができます。
購入した植物に関して、どう育ててきたかをそのまま聞けるのも嬉しい所です(ネットだとどの情報に該当するか分からない時があるので…)

 

ゆるい空気感

こちらは今回の「世界のらん展2022」がそうだったのですが、学校の文化祭のような、お祭りの露店のような、ゆるめの雰囲気で気疲れすることなく過ごすことができました。

生産者の方も、来場されている方も、のんびり楽しくおしゃべりしている感じで。

おしゃれなショップも良いですが、こういった雰囲気も個人的に好きなので良かった点に入れてみました。

 

最後に

冒頭でも少し書きましたが、こんな方々にらん展オススメします。

  • 植物にマンネリ化してる方
  • 普段と違う植物を取り入れたい方
  • 新しい植物に挑戦したい方
  • 初心者の方
  • アイディア、インスピレーションが欲しい方

興味がある方はぜひ、行ってみて下さいね。

あ、あとデメリットは…

お金が出ていくことでしょうか。笑
今回は合計で15,000円くらい使いました。最初の予算は10,000円だったので、予算オーバーはしてしまいましたが買い物には大分、満足しています。

購入した植物の経過はまた記事にしていこうと思いますので、お楽しみに^^

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