こんにちは、みかです。
今回は旦那に買ってもらったユリの植え付けの様子を書いています。
植え付けをしたのは
「オリエンタルリリー(オリエンタルユリ)グラシア」
「オリエンタルリリー(オリエンタルユリ)ディスタントドラム」です。
この記事は植物経験の浅い素人がユリの植え付けに挑戦した記事なっています。
園芸歴が長い方のような失敗しない植え付けの方法等ではなく、一個人の「こんな風にやったよ」という記録です。
まさかのクリスマスプレゼント
最初にこの球根を植えた経緯について。
植え付けの様子はこの後の見出しから書くので、不必要な方はスキップしてくださいね。
年末前、2人で出掛けた時のこと。私は銀行に寄って、旦那は園芸屋さんで時間を潰していました。
銀行から戻ってくるとニコニコしている旦那様から「はい、これ。クリスマスプレゼントw」とビニール袋を渡されました。たまたま、その日がイブだっただけなのですが。笑
中を見ると、なんと花の球根。
旦那が購入する植物たちは花をつけるものが少なく、私が「緑ばかりだ」と言っていたことを気にして買ってくれたそうです。
(正確には花をつけないわけじゃないのですが)
クリスマスイブに花束じゃなくて球根がプレゼントなのは、私達らしいと笑いつつ有難く貰いました。
年末はバタバタして植え付け出来なかったので、一旦気温が低い所に保管して、年明け時間ができた時に植え付けしました。
オリエンタルリリー(ユリ)の植え付け
今回の植え付けの方法は球根についていた説明書きを元にして植えました。
ディスタントドラムもグラシアも説明書の内容は一緒でした。流れをまとめるとこんな感じです。
流れ一覧
- ゴロ土(鉢底石)を入れる
- 少し土を入れる
- 肥料を入れる
- また少し土を入れる
- 球根の根をほぐす
- 球根を鉢に入れる
- 上から土を被せる
- 水をたっぷりやってお外へ
植え付けの時期は10月~3月の間。今回は1月の頭の植え付けです。
鉢は説明書通り、6号鉢を2つ準備。今回、必要なものは全てホームセンターで購入しました。
1.ゴロ土(鉢底石)を入れる
ネットに入っているものを使用しました。
私は初めて使用したのですが、時短にもなりこれは便利だなと。
2.少し土を入れる
説明書だと「赤玉土5:腐葉土5を混ぜた土」とあるのですが、うちは今回、培養土2種類を使いました。
まずはゴールデン培養土を鉢底石が見えなくなるくらいまで。
後述しますが、ここで土を入れすぎると後で球根の上に土を被せる時に困りますので少なく入れるのがお勧めです。
因みに培養土を使用した理由ですが
旦那に聞いた所「何の土を使うか分からなかったから」と。笑
説明書を読むのが苦手な旦那は、土の記載に気付かずこれで良いかなと勝手に判断したらしいです。
使用した培養土が2種類だったのも足りなそうだったから…
まぁなんて適当な、とも思いつつ培養土で植え付けをされている方もいるようなので多分、大丈夫だろうという結論に至りました。
3.肥料を入れる
説明書によると「緩効性肥料を球根に触れないように施す」とのこと。
今回はマグアンプKの中粒を使用。
緩効性肥料(かんこうせいひりょう)は、肥料の効果を急激に高めることなく、ゆっくりと効果が持続する肥料(他に速効性、遅効性などがある)らしく
ほとんどの植物の元肥にはこの緩効性肥料が適しているそうです。
今回私たちが使用した量は旦那の目分量なのですがマグアンプKのサイトに使用量一覧があるので、そちらを参考にすると大体5~6gくらいが目安。
球根に触れないように土には混ぜ込まず、上から散らしてみました。
4.また少し土を入れる
次は粒状かる~い培養土を少し入れます。
5.球根の根をほぐす
ディスタントドラムの球根↓
グラシアの球根↓
球根を袋から取り出して土と根をほぐします。
綺麗に取りきらずに土は少し残して球根と一緒に鉢に入れていきます。
6.球根を鉢に入れる
尖った方を上にして土の上に置きます。
ここで説明書を見てみると「球根の高さの3倍程度の深さに植えます」と…いや、高さ足りない。笑
球根自体が大体3~4cmあるので15~20cmの深さに植えたいのですが、鉢の大きさ的に無理があるので、できるだけ深くなるようにすることに。
あとで6号鉢で検索したのですが、平均的なサイズが15~20cmなので深さをちゃんと3倍にしたい方はもう少し大きめの鉢が良さそうです。
7.上から土を被せる
とりあえず倍くらいの深さには植えて、上から土を被せました。
ネットで調べると「球根1個分よりもう少し深く」という説明もありましたので、きっと大丈夫だと思うのですが。。
結論は芽が出て、花が咲くまで保留です。
もう実験しているみたいになってきました。
それはそれで面白いのですが、できれば成功しますように。
8.水をたっぷりやってお外へ
植え付けが終わり、下から出てくる水が濁らなくなるまでダーっと水をあげました。
ベランダの1番日当たりが良い所に置いて完了。
この後の管理は「土が乾いたらたっぷり水やり」です。
乾燥がNGなようなので、そこだけ注意して春に芽が出てくるのを待ちたいと思います。
オリエンタルリリー(ユリ)を植え付けしてみて
植え付けをしてみて、ここまでで分かったことをまとめてみました。
これから植え付けする初心者の方に少しでも参考になれば幸いです。
オリエンタルリリーの名前について
最初に「オリエンタルリリー」で検索したところ、なんだか育成情報が少なく「あれ?」となったので名前について調べてみました。
まず育成方法や球根の植え付けを調べるなら「ユリ」で検索した方が良い情報が集まります。
オリエンタルは「東洋的、東洋風」という意味だそうで、リリーは「百合」のこと。つまり「東洋の百合」という意味ですね。
因みにオリエンタルユリって言葉も出てくるのですが同じ種類の言い換えのようです。
ユリにはグループがあるようで、簡単にまとめるとこんな感じです。
真ん中が原種のグループで、右側が原種を交配させた園芸種のグループです。(これが全ての分類ではないです)
ここのグループが違ったり、野生か園芸種かで植え方や土の好み等が変わってくるようなので、このグループ分けはチェックしておくと良さそうです。
今回植えたオリエンタルリリーの特徴
オリエンタルリリーは本州原産の種類で、大輪の花と香りがあるのが特徴。
明るい半日陰、土は軽めの有機質なものが好みだそう。
花が咲く頃には草丈が高くなり、今回購入したグラシアやディスタントドラムは1mを超えるようです。
グラシア
今回購入した球根です。値札を剥がそうとしたら破けそうだったので、そのまま。。
Gracia(グラシア)はスペイン語で人の名前として使われる単語で、優美、優雅、気品、上品といった意味を持つそうです。
あとは「グラシアス!」ってスペイン語で「ありがとう」のこと。
名付けた人がどういう意図でこの名前にしたかは不明ですが、見た目に負けないなんとも素敵な名前です。
ディスタントドラム
今回、私と旦那が特に楽しみにしているのがこちらのディスタントドラム。
八重咲きのユリで、香りも良く、なんと無花粉。
八重咲きのユリは無花粉のものが多いそうで、長く花を楽しめるのも良い所。
何よりこの鮮やかな色とボリュームに期待です。
ちなみに名前のdistant drumを調べて見ると「遠い太鼓」という古いアメリカの映画のタイトル。
映画の冒頭ではインディアンの様な人が太鼓を叩いていました。戦う感じのストーリーみたいだから勇ましいイメージで名付けたのかな?
ちょっと面白そうだしAmazonプライムで見れるみたいなので、時間がある時にでも見てみようと思います。笑
話が逸れましたが、以上が簡単な特徴のまとめです。
植え付けをしてみて
初めての植え付けでしたが、特に難しいこともなく作業は完了しました。
ただ球根の袋についている説明書だけだと、初心者にはちょっと情報不足かも知れないので少しネットの方でも調べた方が無難です。
水やりに関しては今は球根が腐るのが怖くてあまりやっていないので、もう少し調べてみて良さそうな方法を見つけたいと思います。
無事に芽が出てきますように。