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「実生でパキポディウムの種が溶ける原因」僕の場合は水が原因でした・・・

マサ

マサ

自由気ままで多趣味な旦那、マサジです。 記事も楽しく書いています!

パキポディウムなどのコーデックスで自分が種を溶かしてしまうのはなぜか?

こんにちは、相変わらずパキポディウム発芽の成功率が低空飛行中のマサです

種子のままの状態で中身が溶けていたり

ちょっと種子が割れて来て、おっ!そろそろ子パキポが生まれそうってところで動きが止まって溶けてしまったり

ある程度茎の部分が育って来ているのに枯れて溶けてしまうことが多々あります

まぁ自分が実生の経験不足で右も左も分からず闇雲にパキポディウムやその他のコーデックスの実生を始めてしまったのがそもそもの原因なんですよね、ちゃんと勉強してからやらないと種無駄にしちゃいます。

僕は今後も実生を続け発芽成功率を上げていきたいので原因を調べてみると、どうも水が原因だったようです

 

カビが生える

これはもう高温多湿で発芽させるパキポディウムや他のコーデックスではある程度仕方ないことの様な気がします

パキポディウムは種子の状態が新鮮で良いものは播種した翌日から発芽が始まったりしますし、元気だけど発芽スイッチがまだ入っていない種はあまりカビが生えて来ない気がします。

僕の場合は用土や種子をベンレートなどで殺菌しているにも関わらずカビが生えてしまう種子は、元々調子が悪っかったんだなと考えるようにしています

ポイント

播種前に用土をを熱湯や電子レンジで殺菌したり、種子を半日くらいベンレートなどの消毒剤に浸けてから播種する、ベンレートをスプレーボトルに入れて播種した種にたまに吹きかける他の種子がカビに巻き込まれない様に見つけ次第廃棄するか捨てきれない場合は殺菌して隔離する

 

種子の状態で中身が溶けた

カビは生えないのに種子の中身がドロドロに溶けていたって事も自分にはよくあります

種は意外と元気そうに見えるのにピンセットで摘むと中身がぶにゅっと出て来ちゃうんです、結構ショック

最近コレについては水のやり過ぎで腐るような気がします、温度と湿度は適切でも水浸し状態はダメっぽいです、種は発芽する時に酸素を多く必要とするので窒息状態にしちゃってる感じです

最近パキポディウム・バロニーの実生で気付いたんですが湿っている用土が種の一部に接する様にしておけば種の表面が少し乾いたように見えても種の中の水分まで切れる事はほとんど無いと思います

ポイント

密閉タッパーにバーミキュライトなどを敷いて発芽させる場合はあまりビチャビチャにしない、霧吹きなどでベンレートや水を吹きかけた場合少しだけにしたつもりでも結構水が入っている場合がある、タッパを傾けると余分な水分が寄ってくるのでアクアリウム用のスポイトなどで吸い上げて適切な水の量を保つ

育成用の用土を腰水で播種する時、僕は腰水の水位を鉢の3分の1以下にしています

僕のように水浸し状態は種を腐らせちゃうんですよ!

発芽しそうな段階で動きが止まり溶ける

「おっ!種が割れてそろそろ出て来そうだ」って時に動きが止まりその後徐々に溶けて行ったり、緑に色づいた状態から黄色っぽくなって崩れてしまったりと数パターンあります

種に元気がなく志半ばで力尽きてしまったって事もあるのでしょうが僕の場合圧倒的に水が原因だと思います、発芽に必要な光・温度は今のところ25℃〜30℃をキープしているのに発芽障害が起きてしまいます

とにかく水をかけすぎでした。

パキポの気持ち

種の段階で過酷な水攻めを耐え抜き、種を割りましたがその後も続く水攻めにとうとう力尽きてしまいました…

タッパーで播種すると良く発芽しますがコレも水浸し状態は絶対ダメですね窒息死します

ポイント

密閉タッパーにバーミキュライトなどを敷いて発芽させる場合はあまりビチャビチャにしない、霧吹きなどでベンレートや水を吹きかけた場合少しだけにしたつもりでも結構水が入っている場合がある、タッパを傾けると余分な水分が寄ってくるのでアクアリウム用のスポイトなどで吸い上げて適切な水の量を保つ

育成用の用土を腰水で播種する時、僕は腰水の水位を鉢の3分の1以下にしています

 

元気そうな根は出ているのに溶けてしまった

もうコレは完全に僕の過失

あっ!根が出てきた!でも根が土に刺さって無い?

よーし埋めてあげよう!

ズブッ!

子供のころ兄とザリガニを獲りに近所の池に行った時に足を滑らせて池に落ちた事があるんですよ、その時兄も必死だったのか虫取り網の棒の部分で助けようとするんですが僕の方は顔面や頭をバシバシ叩かれて殺されるんじゃ無いかと思いましたね、自力で上がって来れたから良かったけど

と言う幼い頃の思い出が頭をよぎり、もしかすると当時の兄ように、パキポディウムや他のコーデックスにとっては、ありがた迷惑な事をしていたかもとハッとしちゃったわけです。

パキポの気持ち

水攻めを耐え抜き種の殻を割る、しかしその後も過酷な水攻めは絶え間なく続き一緒に種を割った仲間たちが次々と力尽きていく、そして翌日水攻めが少し止んだ隙に僕は一気に芽を出すことがでた! しかし、まだ帽子を被っている頭だけを残し体を土の中に埋められてしまった… もうダメだ…

みたいな感じですかね? 本当に悪い奴ですね自分。

ポイント

成長速度にもよりますが、数日様子を見たり、ある程度育っているのにそれでも根が浮いていれば軽く土を寄せて立たせたり

根の先の細かい毛見たいのが生えている部分だけ土に刺してあげるようにすれば良いと思います

決して僕みたいに将来、幹の部分になりそうなところまで土に刺してしまうと窒息します、幹のような部分でも光合成するし酸素や二酸化炭素も取り込んでるんで

それでも自力で這い上がってくる子もいますが、わざわざ発芽率を下げるような事をする必要も無いわけで

まとめ

種を溶かしたり腐らせててしまう原因を突き詰めていくと自分ほんとヤバい奴ですね。

この他にも温度だったり光だったり原因は他にもあるとは思うんですが、僕の場合は温度や

実生に対する水の使い方において、とんでもない事ばかりしてたわけです。

初心に戻って大先輩方の実生の方法などをも今一度見返して自分に合った方法を模索していきたいと思います

自分と同じように種を溶かしてしまう救いになれば幸いです!

水の使い方大事です!

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