今回は「ニホントカゲの生態について知りたい！」という方に向けて
寿命や分類、野生ではどのように活動しているか、飼育はできるのかなどをお伝えしていきます。
ちなみに私は現在ニホントカゲを飼育しています。
飼育を始める時に「ニホントカゲが、どんな生き物かを知らねば！」と思って調べた内容をまとめたものです。
なので飼育に必要な情報が中心となっています。
ニホントカゲの寿命は？
まずニホントカゲの寿命は平均5～6年だそう。
子ども（幼体）から大人（成体）になるまで2、3年かかるそうなので、すでに大きい子はあと2、3年ほど生きると思われます。
実際に確認できてませんが環境が良いと10年～20年などの情報もあるので、飼育する際はできるだけ良い環境で長生きさせてあげられたらと思ってます。
ニホントカゲの種類・分類
まず種類ですが、私が飼育している子たちは正確には「ヒガシニホントカゲ」です。
違いは分布で
西日本にいるのが「ニホントカゲ」
東日本にいるのが姉妹種の「ヒガシニホントカゲ」
因みに伊豆諸島にいるのが「オカダトカゲ」だそうです。
※上記の範囲は正確ではありません。大体です。
「ニホントカゲ」と「ヒガシニホントカゲ」で飼育する上での違いはあるのか？
今の所、無いと思われます。
もし何か違いを発見したら記事は更新しますね。
ニホントカゲの生態について
生息地
主に石や倒木などがある場所に生息しています。草原や山地、身近な所では公園や墓地など。
石垣などがあり、身体を温められる日当たりの良い場所の周辺にいます。
活動時間
主に午前中に活動する昼行性です。
朝、土の中や石の下から出てきて、まずは日向ぼっこ。日当たりの良い所で身体を温めてからご飯を探しに行きます。
身体が温まっているトカゲはすごい速さで動きます。
見た目：幼体と成体の違い
まずニホントカゲは幼体と成体で見た目が大きく変わります。
幼体の特徴は美しい模様ですね。
黒い身体に3本の金色のライン。メタリックブルーの尻尾。
2～3cmの身体でチョロチョロと動く姿は、もう可愛くてたまりません。
ここから脱皮を繰り返して成体になっていきます。
大きくなるにつれてメタリックブルーの尻尾は黒っぽく、黄色い3本ラインは薄くなり、全体的に茶色っぽくなります。
大きさがですね、調べるとかなり幅があり8cm～60cm…
うちの子達の平均がとれたら書きますが目測で身体が10㎝位、尻尾まで入れると18㎝位な感じです。
体重も測れたら書こうと思います。
見た目：オスとメスの違い
自分が飼育している子がオスかメスかはすごく知りたいのですが、これに関しては確かな情報が見つけられませんでした。
繁殖期にオスは顎がオレンジっぽくなるようなので、次の春まで待って確認しようと思います。
正確かどうかは分かりませんが、調べて得た情報は記載しておきますね。
調べた時に得た情報
- オスの顎は交尾の時期になるとオレンジ色になる
- オスは茶褐色で、メスは幼体の時の模様を残すことがある
- メスはオスより一回り大きい
- そもそも見分けられない
性格
ニホントカゲの性格は飼育に向かないと言われる理由の１つでもあると思います。
まずは調べた結果がこちら。
調べた時に得た情報
- 神経質
- 臆病
- 陰気
- 用心深い
- 懐かない（手乗りは無理）
ただ実際に飼育してみると、ふてぶてしい子もいます。笑
気分屋な子も、掃除している時に飛びついてくる子もいます。
最初はもちろん警戒心MAXですが、性格に個体差はありますので根気強く可愛がってあげるのも一つの選択肢かなと思います。
食性
ほぼ虫食です。
たまに果物などを食すこともあるようですが、飼育時は基本タンパク質（専用の人工飼料かコオロギ・ミルワーム等）です。
繁殖
春（4～5月）に交尾して、初夏（5～6月）に産卵。
巣穴を掘って産卵し、孵化するまで母親が見守るそう。
ここに関しては動画にされている方が何人かいらっしゃるので、そちらの方が分かりやすそうです。
「ニホントカゲ 産卵」で検索してみて下さい。
私も繁殖にチャレンジしてみようと思うので、もし産卵できたら更新しようと思います（できると良いな）
ニホントカゲは購入できる？
うちの子たちは捕獲のため、購入に関しては経験が無いので調べてみました。
購入自体はできそうですが、ヒョウモントカゲモドキやフトアゴヒゲトカゲのように、どこでも取り扱っているという訳ではなさそうです。
相場を調べてみると1,000円～2,000円。
「捕獲」というワードが目立つので捕獲を試してみるのもアリかと思います。
ニホントカゲの捕獲方法は？
捕獲自体は私ではなく、旦那とお友達によって捕獲されました。
「どうやって捕獲したのか？」については、また後日追記します。
ニホントカゲって飼育できるの？
冒頭でお伝えしていましたが、ニホントカゲは飼育できます。
「そもそもニホントカゲは飼育に向かない、難しい」という方もいらっしゃいますが、慣れれば難しいことではないと思います。
もちろん命を扱いますので、そこは真剣です。
飼育のために生態や寿命について調べていると、死んでしまう時の原因や病気対策、寿命を伸ばす方法などもありましたので
そちらもまた記事にまとめていこうと思います。
もし飼育に興味がある方は、私自身がやっている飼育方法をまとめた記事もありますので良ければご覧になってみて下さい。
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