おすすめ ニホントカゲ飼育

ニホントカゲの飼い方は?育て方・飼育方法を簡単に知りたい

2021年9月13日

ニホントカゲの飼い方は?育て方・飼育方法を簡単に知りたい
ミカ

ミカ

好奇心旺盛だけど無趣味な妻です。多趣味な旦那に教えてもらいながら色々なことに挑戦中です!

ニホントカゲ、可愛いです。

 

今回は「ニホントカゲを見つけた!簡単に飼えるのかなど、飼育方法が知りたい」という方に向けて

「私が実際にやっている飼育方法」「最初に必要なもの」などをお伝えしていきます。

 

また私自身、爬虫類の飼育が初めてなので

ショップの店員さんに聞いたこと・ネット上で調べたことや、他の方がどの様にしていたかなども合わせて書いていきます。

 

因みにニホントカゲは赤ちゃん(幼体)の方が鮮やかな模様をしていますので「幼体を飼ってみたい!」という方もいると思います。

ニホントカゲの赤ちゃんの飼育方法は少し変わるので、幼体について知りたい方はコチラ準備中

 

ニホントカゲの飼い方:置き場所

ニホントカゲの飼い方 置き場所

まずニホントカゲを飼育する場合、屋外か屋内の選択肢があります。

 

私の家では色々検討して屋内・屋外両方に場所を確保しています。

暖かい時はできるだけ太陽光を当ててあげて、寒い時は室内で暖かく過ごしてもらい冬眠は無しで考えています。

雨が激しい時や、連日雨が続く時も室内です。

 

ネットで調べると、大体の方が「屋内飼育」を選択されているようです。

 

置き場所で必要な設備が変わるので、ここは悩みました。

屋内か屋外でメリット・デメリットがありましたので別記事にてまとめてみました。

「なぜ私たちが屋内・屋外、両方に場所を確保したのか?」の理由も合わせて書きましたので、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧になってみて下さい。

 

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ニホントカゲの飼い方:設備編

ニホントカゲの飼い方 設備編

ニホントカゲの飼育を始めるにあたって必要な設備は以下の6つです。

  • 飼育ケージ・ケース
  • 床材
  • 石や流木
  • 水場
  • 照明
  • ヒーター

1つずつ、どんなものを使っているか簡単に紹介していきます。

 

必要設備:飼育ケージ・ケース

ニホントカゲの飼い方 ケース ケージ

私は爬虫類専用のケージで

SANKO(三晃商会) パンテオンブラック BK6035を使っています。

ネットで調べると、衣装ケース・水槽・プラケースなど皆さん様々。

調べた時に得た情報

  • できるだけ広いケージで幅60cm以上のものが良い
  • 風通しが良いもの
  • 前開きのもの

因みにいくつかの候補からパンテオンのケージになりましたので、他の候補も見てみたい方は下記の記事をご覧になってみて下さい。

 

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また繫殖期にはオスが縄張り争いをする為、多頭飼いはあまり良くないようです。

幅60cmで多くてもオス・メス1匹ずつの合計2匹までが良いとのことですが、家では現在3匹です…

今の所みんな仲良くしてくれているので様子見ではありますが、複数だと大変なこともあります。

SANKO パンテオン ブラック BK6035

 

必要設備:床材

トカゲの飼い方 床材

私は黒土をベースで一部、赤玉土の場所を作っています。

最初はバークチップも使っていましたが、諸事情により撤去しました

調べてみるとこちらも皆さん様々で、腐葉土・ピートモス・砂・ヤシガラなどなど

調べた時に得た情報

  • 捕獲したのなら、元々いた所と同じ土が良い
  • 潜れるように深さ5cmくらいを敷く

床材もメリット・デメリットがあります。

私は黒土と赤玉土で満足ですが、他にも試してみたいなと思う床材もありました。

床材の候補一覧は下記の記事でご紹介しています。

 

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必要設備:石や流木

ニホントカゲの飼い方 石や流木

私は最初、流木を使用していましたが

現在はSUDO(スドー) ロックシェルター SP-Lを使っており、追加で気孔石を入れています。

調べた時に得た情報

  • 身体(お腹)をあっためる場所が必要
  • 隠れる場所が必要

石か流木かは実際に飼育されている方の好みによると思いますが、家のニホントカゲたちは石の方が体調が良さそうなので石を選択しています。

少しずつレイアウトもしていきたいので、また変更があれば追記します。

 

必要設備:水場

ニホントカゲの飼い方 水場

私はSUDO(スドー)レプティーボウル2MDを使っています。

他の方も大体、スドーかGEX(ジェックス)ウォーターディッシュを使っている様子。

調べた時に得た情報

  • ニホントカゲは水分補給することが多い
  • 水場は脱皮の時にも必要なため、身体が入るサイズが良い

100円ショップの物でも大丈夫だと思いますが、サイズやデザイン、滑り具合を考えるとレプティーボウルかウォーターディッシュに落ち着きそうです。

 

必要設備:照明

ニホントカゲの飼い方 照明

私は最初、屋外飼育だったので照明はありませんでした。

現在はゼンスイ ストロングバスキングスポットランプ 60w

みどり商会 クリップスタンド ひまわりにつけて使用しています。

これは温まる為の照明です。紫外線(UVB)は入っていませんので、また紫外線ライトを購入したら追記します。

調べた時に得た情報

  • バスキングライトが必要
  • 紫外線(UVB)ライトが必要

因みに爬虫類初心者の私がニホントカゲの飼育をスタートする際に最もチンプンカンプンだったのが照明についてでした。

バスキング?紫外線?UVA?UVB?

クリップスタンド、どうやって付けるのよ?

 

ということで照明に関しては別記事で頑張って初心者の方にも伝わるように書いていきます。

 

必要設備:ヒーター

こちらは検討中です。

温度が下がり寒くなると冬眠してしまうので、冬眠させない場合は購入が必要な可能性があります。

ライトと室温(エアコン)だけで温度を保つことができれば要らないですね。

 

ニホントカゲの飼い方:餌・メンテナンス編

ニホントカゲの飼い方 餌・メンテナンス

ニホントカゲの日々のお世話についてです。やることは主に3つです。

  • 餌やり
  • 水換え
  • 掃除

因みにメンテナンスのやり方は人それぞれで、私の場合は頻度が高い(多い)です。なのでもう少し頻度は少なくても大丈夫だと思います。

他の方のやり方も一緒に書いているので、ご自身に合ったものをやってみて下さい。

 

餌やり

ニホントカゲの飼い方 餌やり

私の餌やりの方法は、こんな感じです。

【頻度】
1日以上置いて、ごはんを探している様子の時にあげる

【餌の種類】
人工飼料と生餌(虫)を交互であげる

【餌の量】
生餌 → コオロギ1匹、ミルワーム1匹
人工飼料 → 生餌の時と同じくらいの量

色々試した結果、今はこの様な形で落ち着いてます。

 

調べた時に得た情報

  • 頻度は「週に1,2回」「3日に1回」「2日に1回」
  • 餌は生餌、人工飼料
  • 量は「食べる分だけ」「生餌1、2匹」

餌に関しても皆さんのやり方は様々でした。その中から色々試して唯一ダメだったのが「食べる分だけ」です。

太りました。
可愛いからあげ過ぎちゃうんですよね。

量はある程度セーブは必要だと思っています。

また消化に1日くらいかかる様なので、毎日はあげることはしてません。3日に1回くらいが平均です。

 

あと「ガットローディング」と「ダスティング」などもあります。

与えている人工飼料や生餌(虫)の詳細はこちらに記載しています。

 

水換え

ニホントカゲの飼い方 水換え

私のやり方は、こちらです。

【頻度】
1日1回水換え

【水の量】
できるだけギリギリまで沢山水を入れる

私が毎日水換えしているのは単純に「水は綺麗な方が良いだろう!」という私の勝手な思いからです。

数日に1回でも大丈夫のようです。

調べた時に得た情報

  • 2,3日に1回水換え
  • 脱皮にも水場を使うことがある
  • 水はカルキ抜きをしたものを与える

カルキ抜きはしてない時期もあったのですが、体調に大きな変化は無かったです。

他にカルキ抜きした水が必要なペットがいるので、その水をそのまま使っている形です。
なので「ニホントカゲの飼育のためだけに買わなきゃいけないのか?」という方は水道水で様子を見てからでも大丈夫ではないかと思います。

 

掃除・メンテナンス

ニホントカゲの飼い方 掃除

私の掃除やメンテナンスの方法は、こんな感じです。

【頻度】
1日1回

【やり方】
全ての物をどかしてフンを取る
乾燥気味なら霧吹き

床掃除に関してはあまり具体的な情報は無く、とりあえず「フンを取り除くこと」

あと土の中にダンゴムシやトビムシがいれば汚れは分解してくれるから掃除の必要は無い!といったものもありました。

まだ掃除のやり方を知らない時にカビが発生してしまったので、餌の食べ残しやフンはできるだけこまめに取り除くようにしています。

 

さて飼い方の簡単な説明は以上です。

次に実際に飼ってみて大変だったことや悩んだことを書いていきます。

 

ニホントカゲを飼うのは簡単?

ニホントカゲを飼うのは簡単?

個人的な感想からお伝えすると「あまり簡単じゃなかった」と思います。

生き物ですから簡単なことはありませんし、他のペット達に比べたら楽な部分もあると思います。

 

理由としては、他の爬虫類の話を聞いた時に「ニホントカゲはちょっと手間がかかる」気がします。

もちろん手間がかかる分、可愛いものではありますし、今となっては特に手間がかかるとか大変とかもありません。

 

爬虫類をすでに飼育されている方からしたら「当たり前でしょ!」と突っ込まれてしまうかも知れない内容ですが、飼い始めた時に「大変だった」と感じたことを書いてみます。

 

ニホントカゲを飼う時の課題

それぞれ具体的な部分やどう解決していったかは、別記事に書いていきます。

 

捕獲したニホントカゲは、人工飼料に慣れさせる必要がある

一度絶食を決めた個体は死ぬまで食べないという情報もあり、食べなかったら放すつもりで飼育スタートしました。

うちの子たちはみんな食べてくれるようになりましたが、慣れてもらうまで餌やりは中々大変かも知れません。

また頭の大きさがヒョウモントカゲモドキやフトアゴヒゲトカゲより小さいので、餌のサイズを調整する時もありました。

 

生餌(虫)を扱う必要がある

ペットショップで人工飼料に慣れているニホントカゲを購入した場合は生餌は無しでも大丈夫な個体もいると思います(ペットショップに確認してください)

 

ニホントカゲの活動時間は午前中のみ

ニホントカゲは午前中以外の時間帯は、ほぼ土の中にいます。なので日中お仕事されている方だと、ニホントカゲの姿を見れる時間は少ないかも知れないです。

ただニホントカゲを見られる時間を増やすために床材を工夫されている方もいらっしゃいました。

 

冬眠をさせるのか、させないのか考える必要がある

これは他の生き物にも該当すると思いますが、冬眠は初心者には難しいらしく「冬眠はさせない」という選択をする方も多いようです。

冬眠させないのであれば「冬眠させないための条件」があるので、その条件をクリアする必要はあります。

 

紫外線が必要

紫外線がなくてもOKな爬虫類もいます。

 

以上が「大変だった」ことです。

 

ニホントカゲを飼育するにあたって「野生のニホントカゲはどうやって生活しているのだろう?」と思ったこともあり、生態についてまとめてみたので気になる方は下記の記事もご覧になってみて下さい。

 

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これからニホントカゲを飼ってみようか考える方へ

これからニホントカゲを飼ってみようか考える方へ

「そもそもニホントカゲは飼育に向かない、難しい」という方もいますし、土の中にいることが多く、あまり出てこない日もあって心配になる時もあります。

なので「爬虫類を飼ってみたい!」という方には他の選択肢もあります。

 

ただ実際に飼ってみて慣れてくると

つぶらな瞳も、のんびり日向ぼっこしている姿も、可愛いくて、とても癒されます。

慣れるまでは大変かも知れないですが、慣れた時に「ごはん?」とこっちを向いて舌をペロペロしている姿を見れると嬉しいです。

 

飼ってみたいんだけどね…という方、良ければお時間あるときに飼育日記もご覧になってみて下さい。

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